第5回 日本小児救急医学会 井の頭 教育セミナー

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セミナー詳細

セミナーは全体で12のセクションからなる講習とワークショップとなります。
要諦される内容は適時更新して参ります。現在、決定している詳細は以下の内容です。


救急搬送シミュレーション

講師 植田育也

あなたはPICUの指導医です。陸路で2時間かかる地域の病院のERの医師から連絡がありました。「哺乳不良を主訴に来院した乳児がショック状態となり、緊急で気道確保後、骨髄針より急速輸液を行っています。受け入れをお願いします!!」。さてあなたならどうしますか? まず、そもそもこんな患者さんを遠くまで運べるのでしょうか?

運ぶとしても、どんな手段を使うのでしょうか? 陸路?ヘリ? また、患者さんを迎えに行くのでしょうか?

それとも依頼元のスタッフに送ってきてもらうのでしょうか?そして、搬送中の診療に関しての留意点は何でしょうか?

少子化が進み、小児医療従事者も少なくなる将来の日本では、小児救急医療の拠点への集約化が不可避です。その際に、迅速に意思決定を行って適切な医療を施しながら搬送するにはどのようにしたらよいか、皆さんで考えてみましょう。

 


救急現場でのnarrative な対応 

―保護者や家族とのよりよい関係づくりためのコミュニケーションをめざして―

講師 村田祐二 宇津木忠仁 日沼千尋 白石優子

小児救急の医療現場には様々な背景を背負った患児・家族が押し寄せます。その中で医療者も、連続勤務で疲れ切っていたり、コンビニ受診や家族の理不尽な態度に感情が揺さぶられていたり、様々な状況で患児・家族と対応していかなければなりません。このセッションでは、具体的事例を通して医療者の望ましい対応について考えていきます。また自己の分析を通して自分の傾向を知り、保護者や家族とのよりよい関係づくりをめざしたコミュニケーションについて、学び考える機会にしたいと思います。

 


眠くならない鎮静の話

講師 井上信明

救急室においてこどもが感じる痛みや恐怖に対して適切に対応することは、小児救急医にとって必要なスキルのひとつとなりつつあります。無責任に「ガンバレ!」と叱咤激励しつつ泣き叫ぶこどもを押さえつける野蛮な診療から、みんな落ち着いて処置ができる、こどもに優しい診療を目指すため、具体的事例をもとに守るべき「原則」はなにか、皆さんと熱く語り合いたいと思います。

 


子どものバイタルボイス 認識と起動そして振り返り

講師 神薗淳司

「子どもの入院管理」とは、バイタルサインの変化を予測し早期介入できる環境を継続的に提供することである。私たち医療従事者が自ら入力したバイタルサインなどの貴重な医療情報は飽和状態の電子カルテの中に埋もれ、院内急変を予測できる状況であった場合でも「起動」に移すには不可能な環境である。子どもの貴重な声ならぬバイタル・ボイスに傾聴し、安全確保を目的として多くの病院で急変対応に関する取り組みが始まっている。日常診療のなかで認識能力の標準化(小児早期警告スコアリング・システム)や様々な起動基準とその効果を紹介します。可能となったバイタル・ボイスの可視・共有化により果たして暗黙の組織協調への路を歩んで行く事ができるのか?講習ではシナリオ症例によりその概要と振り返りの体験し、チームとしての振り返りの実践も体験し議論したいと考えます。

 


小児脳死 ステーション

講師 荒木 尚 

全力で治療に当たってきました。しかし期待した効果は見られず、脳幹反射は消失し脳波は平坦を示したという連絡がICU部門から届きました。

愛するわが子の病態について説明を求める家族に対し、主治医は何を準備し、どのような内容の説明をどう行えばいいのでしょうか。もし家族から臓器提供の申し出があったとき、どのような対応が必要となるのでしょうか。このようなテーマに沿って、広く議論をしたいと思います。そして小児の脳死という病態が、臓器移植という目的をはるかに超えて、私たちの社会に問いかける意味を考えてみたいとも思います。


小児救急における超音波検査

講師 浮山越史 内田正志 保崎 明

小児救急における超音波検査のポイントを、講義とハンズオンで学びます。

超音波検査は、簡便に、繰り返し、ベッドサイドで行うことができ、救急に適しています。また、被曝がなく、腹壁の薄い小児に有効な検査法です。まずは、スクリーニングの正しい方法をおぼえましょう。そして、実際に観察してみましょう。胸腹部外傷、急性腹症を想定して、超音波検査を学びます。 “小児超音波診断ファントム:腹部外傷・急性病変モデル”をお借りして、FAST、水腎症、腸重積、虫垂炎等の描出法をトレーニングします。一歩進んだ超音波検査、心臓の精査に詳しい講師陣を揃えますので、日々の診療での疑問点やコツなども質問してください。


中毒・刺咬傷症例帖

講師 有吉孝一

隙間産業は面白い。知っていると、いつかは役に立つことをお教えします。


腹部救急ステーション

講師 島 秀樹

小児救急の現場で、腹痛は最も頻度の高い受診理由の一つですが、その中に致命的な経過を取りうる危険な腹痛が隠れています。あなたが救急外来で次々に運び込まれる患者さんの対応をするときに注意すべき腹部所見や問診事項、行うべき画像検査や採血項目の優先順位、陥りやすいPitfallを、症例シナリオの討議から身につけようとするステーションです。


Pediatric Cardiac Emergencies

講師 我那覇仁

救急を要する小児の心疾患は、多彩で様々な症状を呈する。呼吸系や消化器系などを主訴とする、非特異的な症状も多く、診断に苦慮する場合がある。解剖学的異常、後天性心疾患などにより、チアノーゼ、心不全、ショック、発熱、意識障害、不整脈などCriticalな症例をいかに迅速に診断し、治療につなげる事ができるかどうか救急医、小児科医に要求される。具体的に症例を提示し、理学所見や基本的な検査の見方や治療について検討したい。


 

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